#67 ブラジル番長 人生はセカンドチャンス!

2016年10月30日(日)(テレビ朝日放送) RKB毎日放送制作  協力 文部科学省/独立行政法人 中小企業基盤整備機構

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吉永拓哉(39)。
風貌は怖いが、誰にも優しく仲間を巻き込む魅力に溢れた人物。人は彼を「ブラジル番長」と呼ぶ。

吉永には様々な顔がある。九州有数の繁華街・福岡市の天神3丁目町内会長。地域密着型ウェブ放送「親不孝通りTV」のメインMC。ブラジルの日系新聞「サンパウロ新聞」の福岡支局長。そして少年院を出て社会での更生を目指す若者たちの自助グループ「セカンドチャンス!福岡」の世話人。

chikara63-4.jpg吉永自身も十代の終わりに少年院に入った経験があり、自らの経験を生かして心の居場所を無くした若者達に寄り添う。

「少年院を出て、まっとうな道で頑張ってる人たちは世の中いっぱいいる。そうした人たちとの繋がりを大切にすることがセカンドチャンスの役目です」。

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殻にこもった少年少女たちが、吉永の前で本音を語る。学校や家庭では解決できない子ども達の心の扉を開く吉永の不思議なチカラに迫る。

編集後記

プロデューサー/ディレクター:西嶋 真司(RKB毎日放送)

 子どもの非行にどう向き合うか。保護者や教育現場は常に困難なテーマに直面する。非行に効く特効薬は無いと言われる中で、非行に走った少年たちの立ち直りを支援するグループが福岡市にある。「セカンドチャンス!福岡」。
人生で一度はつまづいても必ずやり直せるチャンスが待っているという意味を込めた。メンバーはかつて少年院や少女苑に入ったことのある“元不良”たち。自らの体験をもとに非行少年たちの更正をサポートする。

グループを立ち上げた吉永拓哉(39)の別名は「ブラジル番長」。近付きがたい強面の見た目とは裏腹に、面倒見が良く、誰からも頼りにされる
快男児。中学生の時に暴走族に入り、19歳で少年院へ。出院後、父親のすすめでブラジルなどを放浪するうちに、南米移民の大らかさに触れて更正を決意した。帰国後、ブラジルの日系新聞の記者などをしながら、元非行少年たちの心の支えになるべく奔走する。

セカンドチャンスのメンバーや交流会に集まる少年少女たちの生の声を強調したかった。脚色をしないために番組ではナレーションを使っていない。元非行少年たちは、少年院を出た後で仕事が無かったり、家族の絆が断たれそうになりながらも懸命に生きている。彼らの言葉に触れたとき、エールを送るか、それとも非行に走った人間の言い訳ととるかは番組を見る人の考え方次第。
ただ、非行の後の人生について、見た人に何かを感じてもらえばありがたい。

主人公である吉永の強烈な個性によって、非行問題の深刻さが薄れた印象が残る。吉永の一見型破りな行動は、全て人と人の繋がりを深めたり、閉ざされた心を開いてもらうことに通じている。時に笑いを誘うような吉永の破天荒な生き方に、学ぶものは多い。

ナレーションを使わないことの是非をはじめ、登場人物の発言内容や主人公の描き方など、従来の番組の路線から外れた印象はぬぐえない。多くの方のご意見を賜りたい。

番組情報

◆セカンドチャンス!福岡 Official Website
【Facebook】https://www.facebook.com/secondchance1fukuoka/

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